酔っ払って電車で熟睡17時間 ゾマホンさん大晦日の思い出

公開日: 更新日:

 元駐日ベナン大使で今は親善大使を務めるタレントのゾマホンさん(53)。お酒は何でも飲めて大好きだが、日本酒には特別の思い出が……。

 ◇  ◇  ◇

 酒好きなら、誰もがいろんな思い出があると思うのね。私の場合は来日2年目、1996年12月31日の大晦日から元日までのことは一生忘れないね。

 この日、私は当時の身元保証人だった倉田さんのご自宅へ年末のご挨拶に行ったの。当時の留学生は半年ごとに保証人を代えて在留資格の更新をしなきゃならなかったから、私にとってはとても重要なイベントでした。

 八王子に住んでた倉田さんはとても気のいい方でね。奥さんとおいしい料理で迎えてくれて、その時、初めて日本酒をいただいたの。冷やで。すごくすごくおいしかった。子供が飲むような甘口の感じでスイスイ飲めちゃった。夕方にお邪魔して、グラスになみなみついでもらって4、5杯空けたのが20時すぎ。「ゾマホン、大丈夫か」ってさすがに倉田さんが心配してね。だけど、おいしくて止まらないの。

「大丈夫、大丈夫、もう一杯」。倉田さんの不安げな顔を横目で見ながらキューッとグラスを飲み干して、それでもまだ飲み足りない。そんな気持ちになったの初めてだったね。そのうちに目がグルグル回り出したけど本当においしくて。結局、8杯いただいて倉田さんの家を後にしたのは22時半ぐらい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇