長州力「西郷どん」出演決定 ラリアット撮影秘話を明かす
プロレスラーの長州力(66)が22日放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」に出演する。長州藩の遊撃隊の総督・来島又兵衛を演じ、西郷吉之助(鈴木亮平)が率いる薩摩軍と禁門の変で戦うという。
何といっても注目は長州が戦闘シーンで披露するプロレスの得意技「リキラリアット」だ。何でも、「山口出身で“革命戦士”とうたわれたプロレス界のレジェンドをお迎えするのが夢だった」というチーフプロデューサーのひと言で出演が決まったらしい。
「西郷どん」の平均視聴率は13%台後半とパッとしない。ラリアットが起爆剤となるのは間違いなさそうだが、長州にとってはこれが大河初出演。逡巡もあったようだ。
長州のマネジャー・谷口正人さんがこう語る。
「NHKのキャスティング担当の方から声がかかったのが4月下旬。何回かの打ち合わせのあと5月下旬に収録が行われました。長州は『自分には無理だ。周りに迷惑がかかる』と出演に二の足を踏んでいましたが、奥さんと娘3人を交えた家族会議を開き、奥さんの『出た方がいいよ』のひと言が後押しとなり出演を決意しました」