安室奈美恵vsコウキ ファッション誌“ガチンコ勝負”の行方
芸能界を引退する者と、これから羽ばたこうとする者――。そんな対照的な2人の女性が競合誌の表紙モデルを務め、書店の棚で静かに火花を散らしている。
来月16日に25年間の歌手活動に終止符を打つ安室奈美恵(40)と、5月下旬にモデルデビューを果たしたKoki,(コウキ=15)。いずれも28日発売の女性ファッション誌(10月号)で、安室は「VOGUE JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)、コウキは「ELLE JAPON」(ハースト婦人画報社)の“顔”を担っている。しかも、赤文字にモノクロ写真を使用したソックリのデザインで、一歩も譲らないガチンコ勝負なのだ。
ヴォーグ誌では日本人女性アーティスト初の表紙モデル起用という箔付きで登場した安室。引退ツアーを振り返るインタビューを含む全8ページにわたる特集と、ポスターがとじ込まれている。全ページにわたって安室が身に付けているのは、高級ブランド「サンローラン」の18年秋冬コレクション。〈ディーバの決意。〉と題された見開きでは、119万円のケープを含む総額320万円の召し物でキメている。