安室の代わりはいないがママタレの代わりは次々と現れる
「酒好きで知られる吉澤。かなりの量を飲んだ自覚があって、警察に通報するまでの15分間も水を飲むなどしたのでは」と自己保身工作という声が多くなるのも道理。いずれ処分は下されるが、吉澤のダメージはモー娘。時代、同期だった加護亜依の未成年喫煙の比ではない。「事務所からは解雇。芸能界復帰も難しい」といわれている。
さんまも「フォローしようがない」と突き放しているが、バラエティー界は吉澤がいなくとも困らない。引退する安室奈美恵の代わりはいないが、タレントの代わりは次々と現れる。モー娘。が切り開いた芸能界予備軍的なグループは卒業後、女優や歌手として一本立ちする人は少なく、ほとんどはおしゃべりタレントになるのが王道。今後も“乃木坂46”“欅坂46”の卒業生が参戦してくるのは必定。そこにグラドルやスポーツ界出身者も加わり、ひな壇タレントに苦労することなくバラエティー界は安泰。
問題は女性タレント側。家庭を持つことで余裕が生まれる。そこに油断ができる。事務所も家庭ある人まで管理できず自己管理に任せる。ママタレ界の第一人者、小倉優子が歯科医との再婚報道でも祝福ムードが起きるのは、「小倉の自己プロデュース能力」ともいわれるが、その根底には自己管理ができていたからだと思う。