19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今
だが、「誰かと会うにしても、アポイントメントを取るといった基本中の基本も知らず、今振り返っても冷や汗の出ることばかり。それでも、当たって砕けろで、1カ月で最大300人もの人と会い、ノウハウを学んで営業努力を重ねました」
そうした活動が話題となり風向きが変わった。ギャルの感性でエコ問題やエイズ予防にも取り組み、新潟の農家だった祖父の死去によって農業に関心を持ち始めた。
「それがノギャルプロジェクトになり、『うまいもん甲子園』の企画が誕生したんです。その間にG―Revoを退任し、08年に今のオフィスを立ち上げたワケです」
当面の課題は「うまいもん甲子園」を野球の甲子園大会のような、たくさんの人に愛されるイベントに育てること。
「春・夏は野球、秋には食の甲子園と、たくさんの方に楽しみにしてもらえるよう頑張ります!」
都内で、ご主人と長男の3人暮らしだ。
(取材・文/高鍬真之)