中村倫也はCMに登場 「女装」する男優が急増しているワケ
きせかえキーボードアプリ「Simeji」のCMを見て驚いた人も多いのではないか。
「Simejiってご存じ? なんにもしてないキーボードってさあ、スッピンさらすのとおんなじじゃな~い?」と、ママ友たちに話しかけるマッシュルームカットの女性、よく見れば、中村倫也だ。
朝ドラ「半分、青い。」にも出演、日経トレンディの「来年の顔」に選ばれるなど、今もっとも注目されている俳優だ。それが女装でCMとは。
そんな視点でテレビを見ていると、女装する俳優は、やたら増えたような……。
「女子的生活」の志尊淳、「海月姫」の瀬戸康史、「プリティが多すぎる」の千葉雄大、「家政夫のミタゾノ」の松岡昌宏も。
「一昔前は『夜のせんせい』の大杉漣、『問題のあるレストラン』の安田顕、『深夜食堂』の綾田俊樹、『真夜中のパン屋さん』のムロツヨシら、いわゆる個性派俳優が女装でオカマ役をこなし、強烈な印象を残したものです。二枚目ではない彼らがやることで、妙なリアリティーがありました。この手の役は演技力がないとチャカしているように見えてしまう。そういう意味では演技派俳優への入り口ともいえます。イケメンがこぞって女装に挑戦しているのは、単なるイケメンではないことを証明したいからでは。第1世代と決定的に違うのは、彼らが女装するとその辺の女優より美しいところでしょう」(テレビウオッチャー)
LGBTを扱ったドラマも増えた。男も美しさが求められる時代!