著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

流行語大賞に疑問…だから勝手に「ゲンダイ的流行語大賞」

公開日: 更新日:

 1月は「竹林不倫」で決まり。「ワイドナショー」にも出演していたフジテレビ、秋元優里の不倫疑惑報道から。竹林で不倫とはワイルド。秋元アナはどこへ。

 2月は平昌五輪。カーリング女子の「そだねー」もいいが、羽生結弦選手の「自分の人生史上、一番幸せな瞬間」を。なんとなく、当時14歳の岩崎恭子の名言「今まで生きてきた中で一番幸せ」に似てる気もする。

 3月。「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終了。自分たちのヒット曲「情けねえ」の歌詞を一部替えてラストメッセージ。それが「バラエティーを滅ぼすなよ」って、それって殺人犯が人を殺すなよって言うのと同じことでは?

 4月。TOKIO山口達也の強制わいせつ事件。これに伴い、残りのメンバーが行った謝罪会見での、松岡昌宏の「甘えの根源が僕らTOKIOなら、そんなTOKIOは一日も早くなくしたほうがいいと思います」はカッコよかった。TOKIOは存続してるけど。

 5月は特になし。

 6月。W杯ロシア大会から、西野監督の「ベルギーとの差はすべてだと思うけど、わずかだと思う」もいいが、汎用性がないので、やはり「大迫、ハンパないって」。

 7月。「ぐるナイおもしろ荘この夏ブレークする芸人が生放送で決定SP!」(日本テレビ系)の中から「レインボー」の「きれいだ~」と「完熟フレッシュ」の「生まれてくる家間違えたー」。

 8月。男子フィギュア宇野昌磨の日めくりカレンダーが話題。ゲーム好きのショーマならではの「課金は負けではない、手段です」。

 9月。TBS系「演歌の乱」。演歌歌手だけの「紅白歌合戦」は、本家より面白い。こりゃ大晦日にぶつけるべき。

 10月。NHK「西郷どん」の語り、西田敏行の「チェスト!」を。薩摩言葉で「ヤー!」だそうですが。こりゃ、はやらないわ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは