貧乏で今もバイトを…“再現ドラマの女王”芳野友美の衣食住
さて、気になる普段の生活は――。
「月に10万円ちょっとあれば生活できます。私は生活にはほとんどお金がかからないんです。削れるとしたら食費くらいですかね。100円のパン1個だけにするとか。自宅は築35年、水道代込みで家賃5万5000円。貧乏生活が染みついているので、大金を払うようなことがあると、『こんなことをしていていいのかな』って、罪悪感を感じたりして。大きな出費は福岡の実家に帰省する時だけ。それも交通費が高いお盆や年末年始を外すようにしています」
部屋の間取りはユニットバス付き1K。もともとビルの一室で、それを改装した部屋だ。部屋のある細長い建物は今夏の台風で地震かと思うほど揺れたそうだ。
「窓にヒビが入っているので、台風の時はさすがにまずいので、ガムテープで目張りしました。天井に穴も開いているんですよ(笑い)」
部屋にたどり着くまでもひと苦労なのだとか。
「部屋があるのは5階ですが、エレベーターがないんです。しかも、人がすれ違えないくらい狭い階段を上らないといけない。再現ドラマの仕事の時は、衣装が入っているキャリーバッグを、ガツガツと壁にぶつけながら上っています」