仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言
JOCの竹田恒和会長が仏当局の捜査対象になっている件で、長男の竹田恒泰氏の発言にも注目が集まっている。
2014年3月に慶大大学院の非常勤講師をクビになって以降、恒泰氏が何をなりわいにしているのか定かではないが、テレビのコメンテーターとして見かける機会は少なくない。肩書は「明治天皇の玄孫」や「皇室評論家」。過去には、歌手の華原朋美と元AKBメンバーとの二股騒動もあった。
15日に竹田会長が約7分間の“記者発表”を行い、質疑応答を受け付けずに批判が高まる中、同日夜の「Abema Prime」に緊急出演した恒泰氏は、「しゃべればしゃべるほど、フランスの捜査当局に揚げ足を取られることになりかねない」「父としては清廉潔白をちゃんと説明したかっただろうし、悔しい思いをしていると想像する」などと擁護した。
「恒泰氏の発言は、父親の潔白を証明するどころか、逆効果になっている感があります。それこそしゃべればしゃべるほど、揚げ足を取られかねない」(テレビ制作スタッフ)
恒泰氏は父に対する仏当局の捜査は「日産のカルロス・ゴーン前会長逮捕の報復」と主張。予審手続き開始が報じられた11日夜に生出演した動画番組「言論テレビ」では、キャスターの櫻井よしこ氏から、ゴーン逮捕との関連について聞かれ、こう言い放った。