最低12.0%で最高39.7% NHK大河ドラマの全話平均視聴率
大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が10日放送で早くも1桁の低視聴率に。関東地区は9.9%、関西地区は8.0%! NHKから“テコ入れ宣言”も出たが、17日はさらにダウンして9.5%(関東)。
「時代が前後に交差してわかりにくい」「年配の大河ファンが離れている」のが低迷の理由。前者は脚本の宮藤官九郎のせいで、後者は中高年に人気の武将が活躍する時代ではない設定に決めた局のせい。クドカンはヒットは多いが、外しているドラマもある。
“史上最速1桁大河”となった「いだてん」、テコ入れもスベると全話平均で最低の可能性も出てきた。
ワーストは2010年代が多い。BSでの同日放送や裏番組の強さもあるだろう。3位は記憶に新しい昨年の「西郷どん」の視聴率12.7%(※関東地区)。最低は12.0%で同視聴率の12年「平清盛」(松山ケンイチ)と15年「花燃ゆ」(井上真央)。10年代は「軍師官兵衛」と「真田丸」が15%超でヒットといわれた時期だ。
逆に、ヒット作は3位「春日局」(大原麗子)、2位「武田信玄」(中井貴一)、1位「独眼竜政宗」(渡辺謙)。