4月8日が命日 岡田有希子さんの墓前には今も大勢のファン

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 1986年4月8日、当時人気アイドルだった岡田有希子さん(享年18)が投身自殺を図り、帰らぬ人になった。

 あれから、もう33年。それでも命日の4月8日は、ファンにとって大切な日であり、今も亡くなった午後12時15分には、愛知県にある彼女の墓前で黙とうが行われる。今年は平日にもかかわらず、50人以上のファンが集まっていた。

「山本」と名乗る50代の男性は、「彼女が亡くなった時は心の整理がつかなくて、一度彼女のことを封印しました。亡くなって15年くらい経ってから、ようやくお墓に足を運びました。それからずっとお墓には来ていますけど、亡くなってから長い月日が経って、今では悲しむ時期も終わり、こうやってファンのみんなが元気で顔合わせができることがいいですよね」と明かす。

 別の会社経営者(45)はこう話す。

「亡くなった時は、もちろん寂しい気持ちになりましたが、その後はあまりユッコちゃんのことを考えないようにしていました。ある時ネットで動画を見ていたら、また気持ちが込み上げてきて、お墓参りに行こうと決意しました。行くまではドキドキしましたけど、行ったら本当に落ち着く場所だったので、今では命日だけでなく月に1回はここに来ています」

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