<上>ピエール瀧も新井浩文も“雲隠れ”は芸能界復帰を阻む
「新井浩文さんも、ピエール瀧さんも、もっと人前に出るべきだと思います。ネットなんかいちいち気にしてはダメ。今以上に落ちることはないし、そのくらい腹くくっていないとね。外に出れば『捕まった美川よ』って耳に入ることもありました。世間に出ることによって反省することがあるし、しっかり受け止めることができて、復帰も更生も早い。ひとつのつまずきをバネにやり続ければいいんです。ショーケンだって実力があるから、ヤンチャがアダにもなっていますが、戻ることができたのは事実です。新井さんも役者として実力があるのだから、時間が経てば手を差し伸べてくれる人がいるはず。その時のために反省して待つべき。これからの生き方が問題だと思います」
(あすにつづく)
▽みかわ・けんいち 1946年、長野県生まれ。64年大映ニューフェースに合格、66年「柳ケ瀬ブルース」が120万枚を売り上げ、「新潟ブルース」「釧路の夜」「お金をちょうだい」「さそり座の女」など次々とヒットを記録。90年に金鳥「タンスにゴン」のCMのセリフ「もっと端っこ歩きなさいよ」がブームに。現在、新曲「愛染橋を渡ります」で全国キャンペーン中。