6年間共演NG…高嶋政宏・政伸「兄弟間トラブル」の深刻度
「高島ファミリー」といえば、忠夫の闘病、政伸の泥沼離婚など、次々と災厄が襲った印象だが、もともとは朗らかな芸能一家だった。芸能評論家の肥留間正明氏はこう話す。
「忠夫さんは、芸能マスコミあっての芸能界だという考え方を持っていた方で、そうした考え方を兄弟にも伝えていたようです。“高島家の教え”というのがあって、子供たちにも、あいさつの仕方や関係者との付き合い方などを、厳しくしつけたと聞いています。それで子供たちも何か問題が起こるたびに真摯に取材に応じてきたのです。11年に弟の政伸が美元との泥沼の離婚訴訟となったときもそうでした」
今回の件でも、確かに直撃に対し、ふたりはそれぞれキチンと答えているのだが、共に否定している「不仲説」の根底には何があるのか。芸能リポーターの城下尊之氏はこう解説する。
「もともと、デビュー当初からふたりは役者としての接点は少ないんです。お父さんの関係でバラエティー番組などで共演することはありましたが、それもお父さんの健康問題があるので、最近は途絶えているということでしょう。政宏さんと政伸さんは、デビュー当時からおのおの二枚目で売っていましたが、お互いカラーが違うので一緒に出ない方がいいという判断だと思います。お笑いコンビなどでも楽屋が別々で本番だけ一緒にやって、本番が終わると別々に帰っていくというのに似ています。介護や家庭の問題はあったとしても、決定的な不仲、確執ということはないと思います」
ただ、介護となると、政宏の妻のシルビア・グラブや政伸が15年に再婚した14歳年下の医師なども関係してくるはず。兄弟がそろって「イエーイ!」と言える日は来るのか。