来年NHK大河は“鉄板”戦国もの テレ朝「ポツン」が戦々恐々
もっとも「麒麟がくる」はファンに人気の戦国大河もの。しかも、長谷川が演じるのは本能寺の変で知名度が抜群の明智光秀と、好条件が揃っている。次回作で大河に視聴者は戻ってくるというのがテレビ関係者の見方だという。
コラムニストの桧山珠美氏がこう言う。
「長谷川さんが出演した2010年のNHKドラマ『セカンドバージン』や前作の朝ドラ『まんぷく』は高視聴率を記録しました。『いだてん』にノーを突きつけている視聴者はもともと大河ファンでうっぷんがたまっています。『麒麟がくる』に期待している人も多く、視聴率は回復するのではないでしょうか」
この“揺り戻し”を心配しているのがテレビ朝日。「ポツンと一軒家」に流れた視聴者がNHKに戻ってしまう可能性があるからだ。「ポツンと」は2017年から不定期で放送され、2018年10月からレギュラー化された。
「『ポツンと』を見ていて思い出すのが『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)です。昨年から月1回レギュラー放送されるようになりましたが、マンネリ化で視聴率が低迷しています。同じことが『ポツンと』にも当てはまる気がする。今の人気が来年以降も続く保証はどこにもありません」(桧山珠美氏)
杞憂に終わればいいのだが……。