福山雅治さんからの“至極の接待”下積みも無駄ではなかった
打ち上げでも「小手さんが演劇で培ってきたメソッド(方法論)が、作品を全体的に底上げしてくれた」と、リップサービスにしても至極の接待過ぎて心配になるほどの賛辞と握手をしてくださいました。
福山さんほどの方に褒められるのはなんとも恐れ多いことですが、共演者として興味を持っていただいた上、何らかの刺激をお届けできたのなら、僕の「下積み」も無駄じゃなかったのかな……。
そんなことを思いながら次に向かった現場は「早稲田小劇場どらま館」。学生時代によくお世話になりました。今回は昨冬に特別出演という形で参加した早大の演劇サークルを中心とした学生たちによる自主映画「色の街」の完成披露試写会に登壇したのですが、実に感慨深いものでした。
というのも、テレビ的な観点でいえば、僕の「下積み現場」ともいえる劇場なんですよね。そんな思い出深い劇場で歓待され、目の前にいる後輩たちからの褒め言葉が、福山さんのそれと同じに感じられたわけで。
立場の上下に関係なく、褒められりゃこっぱずかしいんですよ、僕は(笑い)!
【今週の格言】
10年ひとつのことを頑張れば、神様はきっとご褒美をくれる。(by オノ・ヨーコ)