独立リーグ出身そうすけ 野球と芸人の“二重生活”振り返る

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■体力、経済的に苦しくてプロを引退、ピン芸人に

 NPBと違って独立リーグは年齢制限がないので、四国アイランドリーグplusのトライアウトを受けました。約10人のうち僕以外は17~25歳かな。練習中、僕は子供とキャッチボールしている感じでした(笑い)。受かった4人に僕も入れて、愛媛マンダリンパイレーツが獲得してくれました。球速は高校の時より落ちたけど、草野球を続けて投球技術はかなりアップしたと思います。

 お給料は……10万円いかないくらいです。年間七十数試合。移動は四国の中をバスで往復5時間とか。お金がないので、泊まりの日はないんですよ。

 前期と後期の間は1~2カ月空くので、お笑いの仕事をやる。野球のモノマネしてるか、本物の野球やってるかの日々。

 愛媛の方々からは「なんで40歳の選手をとるんだ」「客寄せパンダか」とみられてましたけど、シーズン途中から温かく見てくれるようになり、チームは優勝しましたし、「来てくれてありがとう」と言ってもらえた。

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