“爆弾娘”弘中綾香は女子アナ帝国崩壊寸前のテレ朝を救うか
“爆弾娘”の異名も持つ弘中アナについて、女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。
「オードリーの春日とのやりとりなどを見ていると、芸人相手にキチンと相手の面白さを引き出しつつ、ちゃっかり自分も前に出る独特の才能があります。彼女はもともとテレビ局の総合職志望だったそうですが、“落ちてもその後の総合職の試験でネタになって有利になるだろう”と、落ちることを覚悟の上で選考時期が早い女子アナの試験を受けたそうです。そこで面接官を務めていた同局の加地倫三プロデューサーは、“アナウンススキルはひどかったが、フリートークはズバぬけて面白かった”と明かしています」
「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」など、人気バラエティー番組を手がけてきた敏腕プロデューサーにも“バラエティー特性”を見抜かれたというわけだ。
「“弘中ちゃん”と親しみをこめて呼ばれ、特に女性からの支持が高いようです。華があって、テレ朝には珍しいタイプだと思います」(前出の松本氏)
折しもテレ朝は、小川彩佳(34)と宇賀なつみ(33)が3月末に、9月には竹内由恵(33)が退社予定で、人気の女子アナが次々と退社する事態となっている。かつては才色兼備の女子アナ帝国と呼ばれたテレ朝にとって、弘中の存在は希望の星といえるだろう。