著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

音楽グループに付き物…チャゲアス解散原因はギャラ配分か

公開日: 更新日:

 実はこれ、チャゲアスに限った話ではない。音楽グループには“付きもの”と言っていい解散話だと僕は思っている。例えば、古い話だが、ザ・タイガースが解散して沢田研二(71)がソロで活動してみせた。他のメンバーはそれぞれ別の道を目指し、岸部一徳(72)は俳優として得難い存在となった。世良公則&ツイストは、世良(63)が歌手と俳優の二刀流で、リーダーだったふとがね金太(63)は今もライブ活動を展開中だ。

 キャロルも解散後、矢沢永吉(69)がビッグな存在として大物中の大物となった。チェッカーズも藤井フミヤ(57)がソロで活動している。

 よく「音楽の方向性の違い」と言われるが、“俺がメイン”と思うボーカルが楽曲も作り、自分の好きなようにやりたいと思うようになる。そうすると、意見が合わなくなり、活動を継続できなくなるのだ。その裏では金の取り分の問題も重要だったりもする。

 これも昔の話だが、「大都会」という大ヒット曲を歌ったクリスタルキングというグループ(7人組)がいたが、そのツインボーカルのひとり、高音パートの田中昌之(68)から「結局、金の分け前の問題で解散ということになった」と正直な理由を聞いたことがある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由