芸人・漫画家 田中光が又吉直樹から受けたアドバイスとは
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京都出身で最初に大阪の吉本でコンビをやっていた時期は、ライブに出たらギャラ500円もらうとか、芸人の収入はほとんどなくて、バイトの日々でした。相方が辞めてしまい、そのあとに上京しました。
いろいろな事務所を受けた結果、サンドウィッチマンさんがいる事務所に入りました。アットホームな事務所なので売り込んでもらえたり、マネジャーさんとも仲よくしてもらえてました。
でも、相変わらずバイト生活。トリオを組んでいる3人で家賃を出し合い暮らしてました。各自ひと部屋あるけど、ボロボロのアパートでした。
マンガを描き始めたのはトリオでネタをやっていた頃。知り合った又吉(直樹)さんに「どうやったら売れるかわからない」と相談すると「売れるためではないけど、売れた時のために特技を伸ばしておいた方が得やから」と言ってくれて。美大中退なので、絵は描けると思い、7年前からツイッターにひとコママンガを描き始めました。
知り合いのレコード会社の方に「サラリーマンとかギャルとかテーマを絞って描いた方がいいのでは」とアドバイスを受け、「サラリーマン」でやってみることにしたんです。