芸人・漫画家 田中光が又吉直樹から受けたアドバイスとは
それで面白いと思う映像を「サラリーマン山崎シゲル」で、山崎シゲルと部長とのやりとりの絵にしてうまくいったんです。
本が少し売れてきた時、「自分の笑いをマンガに落とし込めるし、もしかしたらマンガで生活できるかもしれない」と思って、僕の中で歯車が噛み合ってきた。
定期的にマンガが発売になりました。
■事務所の社長のデスクで描いていた
実はマンガは事務所で描いています。家だと描かないで寝ちゃうから(笑い)。前は社長のデスクで描いてましたが、最近、事務所を引っ越してから、作業するスペースを設けてもらいました。こんなありがたい事務所はないと思います。先輩のサンドさんには「もう、芸人辞めろよ」と言われます(笑い)。
サンドさんはマンガが発売になる時に、ご自身のブログで紹介してくれる、やさしい先輩です。
僕は芸人としてとかマンガ家としてという区別はなくなりました。「お笑いをやっている」と思っています。出力方法が今はマンガなんです。今後はマンガじゃない方法でお笑いをやることもあるかもしれませんが、「サラリーマン山崎シゲル」は続けていければなと思います。