視聴率2ケタ健闘 韓国ドラマの日本版が意外にも好評な理由

公開日: 更新日:

 反日騒ぎがネタ切れになったら、次はイケメンの大統領側近疑惑と、ワイドショーは相変わらず韓国いじりに忙しい。朝ワイドのスタッフは、「そこそこ数字がいいんですよ」と言うが、同じ時間帯のNHK「あさイチ」(午前8時15分)の視聴率が下がったとは聞かないから、実際はそれほどアップしているわけではないのだろう。

 いま主婦たちの関心があるのは、同じ韓国ものでも、「嫌韓」や「反日」ではなく、今週から来週が最終話の韓流リメークドラマの結末である。この夏クールには、韓国ドラマの日本版が3本もあって、なかなか好評なのだ。

 テレビ朝日系「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(木曜午後9時)は韓国SBS、日本テレビ系「ボイス 110緊急指令室」(土曜午後10時)は韓国のケーブル・衛星放送のドラマのリメークで、いずれも平均視聴率2ケタと健闘した。

 フジテレビ系「TWO WEEKS」(火曜午後9時)も韓国MBCのドラマが原案・原作だが、警察が逃亡者を何度も取り逃がすなどリアリティーのなさが不評で、こちらは低空飛行。ただ、「あの大げさでウソっぽさが韓流らしい」と、ネットでは妙な褒められ方をしている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続