女優・早乙女ゆうの目標は「樹木希林さんに近づきたい」
「札幌国際短編映画祭」では最優秀女優賞を獲得した早乙女ゆう(19)。あどけない雰囲気の中に、独特の存在感を漂わせる注目の若手女優だ。
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――業界に入ったきっかけは?
「小さい頃から母のすすめで子役モデルの教室に通っていたんです。その後、徐々に演技の勉強などもするようになって。映画、舞台、グラビアと、いろいろやらせていただくようになりました」
――2019年は「愚か者、HINAのためのセレナーデ」で「札幌国際短編映画祭」で、最優秀女優賞も獲得しました。
「“好きな人に向かって走っていく”という女子高生役だったんですけど、監督には『自意識を捨てろ、生きるとは何かを全身で考えろ』という話をいただいて。監督と一緒に夜の海で叫んだり、河原を転げ回ったりして、魂を解放するというのをたくさんやって(笑い)、演技に挑みました」
――目標とする人は?
「樹木希林さんです。あの存在感はすごいし、とてもかっこいい。少しでも近づいていきたいです。あと、阿部サダヲさんですね。いつかご一緒させていただきたいです」
――新年の目標は?
「2020年は映画にも出演させていただくんですが、さらに一段一段“本物”に近づいていけるよう頑張ります」
▽さおとめ・ゆう
1999年2月27日生まれ。キッズモデルを経て、映画、舞台、CM、グラビアなどで幅広く活躍中。2020年は複数の映画出演が控えている。最新情報は「Yu Blog」(https://ameblo.jp/yu-saotome/)、ツイッター(@saotome_yu)をチェック。