人は違っていて当然と悟ったアンミカの過酷な被害者意識
「激貧乏だったけど、商店街のガラガラで、うちの家電全部そろえた」(アンミカ/テレビ東京「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」2月22日放送)
アンミカ(47)といえば、パリコレにも参加経験のあるファッションモデル。現在はその明るくポジティブなキャラクターでバラエティー番組に引っ張りだこの存在だ。そんな彼女は「私、昔から願いがかなわなかったことがないの。大概かなうの」と胸を張る。そして「クジ運がすごく強い」と語った上で、例を挙げたのが今週の言葉だ。
アンミカは韓国生まれ。4歳の頃、大阪に移住し日本で育った。4畳半一間で両親ときょうだい5人の7人でコリアンタウンでの極貧暮らし。そんな中で彼女は顔に大ケガを負った。そのケガの影響で、ニコッと笑うと唇がめくれ上がってしまうようになり、コンプレックスで笑えなくなってしまったという。
小3の頃、ようやく引っ越すことができるも、学校では「韓国人差別」に遭うようになった。親はラーメン屋を始め、はやり始めたと思ったら、家が火事で全焼。働きづめだった母は、アンミカが15歳のとき、病気で亡くなった。