染谷将太演じる「麒麟がくる」織田信長 “丸顔 童顔系”の謎

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 NHK大河ドラマ麒麟がくる」は平均で15%を超える視聴率を記録してまずまずだが、ざわつきが……。

 織田信長にミスキャストではないかという声が上がっている。

 8日の第8回「同盟のゆくえ」で本格的に織田信長が登場した。演じるのは染谷将太

 信長は言わずと知れた主役・明智光秀の主君。物語の最大のシーン、本能寺の変では光秀が謀反を起こす相手だが、染谷の信長はらしくないという声が少なくないのだ。

 信長といえば短気、残忍、冷酷といったイメージが一般的。残された肖像画はほっそりして面長に描かれているが、染谷は丸顔、童顔系。本人は「これまでの織田信長のイメージとは違う表現に挑戦しています」とコメントしているが……。ドラマの中の染谷は歌手の三浦大知かという印象さえある。

「これまでの信長は大河なら『利家とまつ』の反町隆史、『江』の豊川悦司、古くは『太閤記』の高橋幸治らが思い浮かびます。彼らのキツイ感じの印象が強いので、染谷の信長に感情移入できない視聴者も多いと思う。染谷は7歳から子役として活動し、国内外の映画賞を数々受賞している若手の実力俳優。評価は高いのですが……」(ドラマウオッチャー)

 これまでNHKの出演歴もある。所属事務所のトイズファクトリーにアテネ五輪のテーマ曲「栄光の架橋」を歌い、紅白に10回出場しているゆずがいるということくらいしか、NHKとの関連は見当たらない。関係者によほど染谷を買っている人がいるということなのか。ドラマのキーパーソンだけに謎かも。

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