大江裕が2年ぶりソロ「泥んこ大将」は師匠と二人三脚の応援歌
2018年に事務所の先輩・北山たけし(46)と演歌ユニット「北島兄弟」を結成し、その活動が話題を呼んだ大江裕(30)。2月12日に約2年ぶりにリリースしたソロシングル「泥んこ大将」が多くの共感を呼んでいる。大江は〈つらい時こそ支え合い、明日は晴れるから〉と張りのある声で歌い上げる。それが職業や年代を問わず「励みになる」「元気をもらった」との声が届いているという。
「北島三郎師匠が作詞・作曲を手掛けてくださったのですが、ちょうど作品を制作している頃に日本全国が台風や地震の被害に見舞われました。今回の曲には『今はつらくて大変な時期かもしれないけれど、きっと明るい未来が待っています。だから、みんなで力を合わせて頑張りましょう!』という師匠の熱いメッセージが込められています」
大江自身も新曲リリースの大切な時期に、新型コロナの影響でコンサートの中止や延期を余儀なくされた。
「つらいけれど、ファンの皆さまの方がもっともっと大変だと思います。しかし、この状況もいつかはきっと終息します。コンサートを再開できることになったあかつきには、たくさんの人に元気を届けたいと思っています」
愛嬌のある風貌ながら、本格派演歌歌手としてデビュー当時から人気の大江だが、そんな彼の独特のしぐさがマイクを握る際に立てる右手の小指。これは癖ではなく、ファンと交流するための“アンテナ”だという。師匠の思いと弟子の声はアンテナを通して全国に届くか。