山口真帆問題が投げかけた“近すぎるアイドル”の曲がり角
泥沼化していた元運営会社VS男性ファンのバトルに終止符が打たれた。
アイドルグループ「NGT48」の元メンバー、山口真帆(24)への暴行問題を巡り、元運営会社「AKS」(現ヴァーナロッサム)が、男性ファン2人に対し、昨年4月に3000万円の損害賠償を支払うよう求めていた民事裁判が今月8日、新潟地裁で和解した。
男性2人は18年12月に山口への暴行容疑で逮捕され、その後不起訴となっていた。和解条項には、男性2人が運営側に陳謝し、合計240万円の損害賠償金を支払うことや、今後NGTを含むAKB48グループのイベントに参加しないことが盛り込まれている。
「裁判では、『公演中止で1億円以上の被害が出た』とする運営側と『(山口への)暴行の事実はなかった』とする男性側の主張が対立していました。和解により公開された男性側からの『謝罪文』には“NGT48メンバーが本件暴行等に関与しているかの如き誤解を招いたことにより、貴社のNGT48の運営に混乱を招き、支障をきたしたことについて陳謝します”の一文があります。『山口への暴行にメンバーの関与があったのかなかったのか』という問題で疑いをかけられたメンバーの汚名はそそがれた格好です」(スポーツ紙芸能デスク)