氷川、小林に続け…コロナ禍で迫られる演歌界デジタル改革
緊急事態宣言でエンタメ界一ダメージが大きいのは演歌界だろう。全国行脚、ファンとの距離が近い“3密”コンサートは中止。ファンもアーティスト本人も感染リスクの高い高齢者が多く、アイドル以上に活動再開のめどが立たない。
「コンサートは7月まで中止。テレビ出演ももともと新曲の宣伝だけで、リモート出演のオファーもない。CDショップも休業中で発売延期も相次いでいます。歌手自身も何もせずに家にいるようです」(演歌系の芸能事務所)
演歌界からも、坂本冬美(53)がYouTubeデビュー、五木ひろしら演歌歌手の「上を向いて歩こう」コラボ動画をアップするなどの動きはあるがごく一部。
そんな演歌界で最先端を行くのは、2013年からニコニコ動画に出演し、ネット界から「ラスボス」と人気の小林幸子(66)。これに続くのは昨年キャラ変が話題になった氷川きよし(42)。昨年インスタグラムを始めると、氷川見たさに高齢者がスマホを駆使。今やフォロワー28万人超えの新・インスタの“女王”に。芸能リポーターの川内天子がこう言う。