事務所に初めて行った日のことは今でもはっきり覚えている。何か少しでも変なことになったらいつでも走って逃げられるようにリュックサックを背負い、短パンに運動靴というスタイルで行った。笑える。“女はいろいろ面倒くさい”という理由で、社長は「大丈夫なの?」と現場担当に念を押したが、数カ月後、見事な稼ぎっぷりで安心していただいたようで太田プロ女性タレント初の本採用になった。懐かしい。最後に交わした言葉は約1年半前「体に気をつけて、がんばってくださいよ」だった。事務所は辞めましたが、はい、がんばります! ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。