RADWIMPSも参戦 音楽サブスク戦国時代に勝ち残る条件は?
「ボーカルの野田洋次郎がNHK朝ドラ『エール』に出演中という話題性に加え、日本アカデミー賞音楽賞最優秀賞を獲得した『天気の子』のソフトリリースもあったばかり。若手が台頭してきているとはいえ、“RAD”は揺るぎないトップクラスのバンドであるのは間違いない。その上、歴が長いだけあって豊富なディスコグラフィーという強い“武器”もある。映画などから入ったファンをより引き込む上で、サブスクは恰好のチャンスでしょう」(大手レコード会社関係者)
なるほど、ベテランならではの強さと、若手以上の話題性を併せ持つ点で頭一つ抜けているというわけか。
「その上、新型コロナの感染がパンデミックとなり、今回の新曲や先日Mステで披露した『新世界』など、いち早く“今”にレスポンスを示す反射神経の良さは特筆すべき。もちろん、2曲ともすでに配信されているし、即時性という意味でもすでにサブスクを使いこなしている」(前出の大手レコード会社関係者)
サブスク戦国時代を勝ち抜くには、大御所とて、ただ解禁しただけでは生き残りはおぼつかないか。