著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

全国区の“炎上クイーン”辻希美は何をやってもこき下される

公開日: 更新日:

 その結果、被害者の目に見える誹謗中傷の数が膨大なものになる。SNSでの炎上被害によって自ら命を絶ってしまった女子プロレスラーの木村花さん、かつて掲示板サイトでの炎上を苦にして自殺したセクシー女優の麻生美由樹さんが残した投稿からは、大勢に取り囲まれ、常に罵声を浴びせられ石をぶつけられるような、筆舌に尽くしがたい絶望感を抱いたであろうことが見て取れる。

 実際、芸能人や著名人の炎上では、ターゲットとして繰り返し狙い撃ちされるようなケースが少なくない。かつては、元モーニング娘。辻希美(33)が何をやっても炎上していた。

 料理の画像をアップすれば、待ってましたとばかりに炎上。「(パン粉が違うコロッケが混在しているから)全部、総菜でしょ」といった細かな指摘は序の口で、焼きそばには「誰にでも作れる」と難癖がつき、しまいには「肉や魚がかわいそう」とまでなじられる。ハンバーグを撮れば「いつもハンバーグ」「煮込みじゃなくてスープ浸しハンバーグ」などと四面楚歌のありさま。

 外出すれば、安産祈願なのに「服装がカジュアルすぎる」、画像に写り込んだ車の速度計を指して「スピード違反じゃないですか」、自転車に乗れば新生児と4人乗りなのではと指摘され、「こいつホントにバカ」とこき下ろされる……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値