ルーツは辻希美 常識を錦の御旗に炎上させるネット自警団
おあつらえ向きなことに、SNSの普及で芸能人や著名人の投稿者が当たり前となると同時に、世の中をナメたバカな芸能人や著名人が自ら「非常識」な発信をして居場所を知らせてくる。自粛警察やネット自警団は、ただそこへ急行して好き放題に叩いているだけで、まとめサイトやネットメディアが取り上げて成果を宣伝してくれる。バカ者を懲らしめてやった記録である。
一度、懲らしめた相手は、その後に「巡回先」となって投稿をチェックされるようになるから、炎上被害により遭いやすくなってしまう。しょっちゅう炎上しているように外野からは見えるため、悪ノリするヤジ馬を引きつけることとなり、さらに炎上が繰り返される悪循環に陥る。失態をリカバリーしようとしても、あらゆる方向から執拗に難癖をつけられることで、最終的に心が折れてしまう。
そしてネットでの発信をやめてしまったり、最悪の場合は炎上被害で死を選ぶことになるわけだ。炎上クイーン、炎上による自殺者が、全国規模でのイジメにより人為的につくられているのだとすれば、法による強い規制や厳罰を求める声が出るのも致し方ない。 =つづく