著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

自粛警察に狙い撃ちされる加藤紗里…誹謗中傷もどこ吹く風

公開日: 更新日:

「自粛警察」や「ネット自警団」の増加が目立ったのも今年上半期の特徴だ。彼らは世のネット上の“バカ者”を懲らしめるため、日々巡回を怠らない。一部の芸能人や著名人は、自ら「非常識」な発信をSNSでして居場所まで知らせてくるから、炎上させるのも難しくない。

 一度、懲らしめた相手は、「巡回先」となって投稿を常時チェックされるようになる。同じ人物が炎上被害に続けて遭いやすい理由である。

 最近だと、タレントの加藤紗里(30)は、いかにも巡回対象として狙い撃ちされている感がある。しかし、加藤の方もタフなメンタルで、打たれてもへこたれず一筋縄ではいかない。

 まずは、年明け早々、昨年結婚したばかりの不動産会社経営の男性と別居が明らかになるや、すぐさま自身のユーチューブチャンネルで「真相」を激白。「結婚から1週間で別居」「結婚するまでの3カ月間で1億円以上を使わせた」「(それが理由で経営が傾き)『金がない男に興味はない』から離婚した」とぶっちゃけた。

 これに批判が殺到。いいね! に当たる高評価が900程度なのに比べ、低評価はなんと1万3000を数えた。加藤は、別のSNSを更新する際に「なんでこんなディスられるの(非難される)」と驚いた様子で、「前の旦那にお金なくなったから破産でもされたら嫌だから捨てた」と追記し、予定通り(?)に再炎上。死ね、消えろなどと罵倒するコメントが約3000も集まった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…