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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

自粛警察に狙い撃ちされる加藤紗里…誹謗中傷もどこ吹く風

公開日: 更新日:

■本人は「私を調教できると思うな」とどこ吹く風

 ところが、当の加藤は誹謗中傷もどこ吹く風。取材を受けたネットメディアに対し、「非難を恐れたり、周囲の感覚に合わせるために、自分の感覚とか考え方にうそをつくのは嫌」と断った上で、「好きなだけ非難してもらって構わない。ただし紗里を調教できるとは思わないでほしい」と思いを打ち明けている。

 常識的に矯正させて同化させたい自粛警察やネット自警団に対し、「調教できると思うな」という加藤。まったく噛み合わないまま、炎上だけが独り歩きしていたことが明らかになったわけだが、加藤に特徴的な炎上の仕方がここにある。順を追って確かめてみよう。

 加藤は別居、離婚騒動から間を置かずに、今度は妊娠騒動に巻き込まれるが、予想にたがわず大炎上となった。発端は、かねて指摘のある整形疑惑について、美容クリニックを訪れて「無実」を証明するという、自身のチャンネルに向けた動画企画の中のこと。「生理はどれぐらい来ていないですか」と尋ねられ、「4カ月ぐらいは絶対に来ていない」と答えたところに端を発する。

 突然、母親になるかもしれないと気づき、「怖くて検査できない」と慌てふためく加藤。だが、容赦なく非難の言葉が浴びせられていく。

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