著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

ネトウヨよ、そのエネルギーを他のことに向ければいいのに

公開日: 更新日:

 まあ、事ほどさように、私への口撃は聞きしに勝るものがある。そもそも彼らはその大嫌いな私をフォローしているのが不思議だ。12万人フォロワーがいるが、6万ぐらいはアンチかもしれない。なんだファンなのかよと思う。ずっとウオッチしていて何か呟けば反射的にリプしてくる。どれだけヒマなのか。

 言ったことの反論ならまだマシだ。ただもう関係なく脊髄反射のように悪口を書く。それもできるだけ神経を逆なでし、心をズタズタにする表現ができるように日々切磋琢磨してくれている。そのエネルギーを何か他に向けたらいいのにと心配になる。

 ある女性の記事を読んだ。彼女はある女優さんにもう10年粘着している。最初はただリプ欄の悪口を見て同意していただけだった。しかしある日、勇気を出して批判リプを飛ばしてみたら、あろうことか彼女自身から反論がきたのだ。

 そこからは毎日が彼女との闘いだ。ひたすら攻撃した。しかしそのことで削られる時間はかなりのもの。先生になるのが夢で勉強しているがその時間がなくなる。もうやめよう、勉強しようと思っても、彼女が何を言っているのか気になる。読めば気持ちが収まり、悪口を書けばスッとする。自分でも分かっている、これはある種の依存症だ。病気だ。しかしやめられない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 2

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  3. 3

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  4. 4

    大柄で足が速くない僕を、なぜPL学園の中村監督はセカンドにしたのか

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    目黒蓮「劇場版 トリリオンゲーム」興収の"鈍い伸び"で見えてきた不安…キムタクに追いつく日は来るか?

  2. 7

    上沼恵美子が「中居正広問題」で痛恨の判断ミス…木村拓哉という“地雷”を踏んで大炎上!

  3. 8

    フジテレビ問題の余波がここにも! GACKTの「マジでくだらなすぎる」発言に中居正広ファン突撃

  4. 9

    明石家さんま100億円遺産「やらへん」でIMALU“親ガチャ”失敗も…「芸能界で一番まとも」と絶賛の嵐

  5. 10

    Snow Man目黒蓮「トリリオンゲーム」に早くも2つの難題…CDセールス、視聴率ともに苦戦必至