西の女帝・上沼恵美子が“肉会”で嘆く親愛とパワハラの境界
だが、このスタッフへの恨み節、先のお笑い芸人へのパワハラ疑惑と共通する心情が見え隠れしているという。
「これだけ面倒を見てやったのに、という気持ちです。面倒を見てやったのだから、私の言うことを聞いて当然でしょう、となり、ちょっとでも何かあると恩をあだで返すのか、となる。これらはパワハラ加害者に共通して見られる考え方なのです。今回の不満爆発を見て、上沼さんのスタッフたちはますます手に負えないと思っているのではないでしょうか」(ある放送作家)
■「東の暴君」は坂上忍
“西の女帝”上沼に対して、今や“東の暴君”とも呼ばれる坂上忍(53)も司会を務めるフジテレビ系「バイキング」スタッフらへのパワハラ疑惑が取り沙汰されている。上沼といい、坂上といい、もともとパワハラ気質なのか。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏は「周りがそういうふうに勘違いさせている部分もあるのでは」と、こう続ける。
「何度か『えみちゃんねる』に出演させていただいたことがあるのですが、スタッフさんの進行がスピーディーで滞りなく、感心したことを覚えています。上沼さんとの打ち合わせはありませんでしたけど、番組終了後の反省会に上沼さんがいらして、淡々と、的確に改善点などを指摘されていました。それを書き留め、一言も聞き漏らさないようにしていたスタッフさんたちの姿に、長寿番組の底力を見た気がしたものです」