西の女帝・上沼恵美子が“肉会”で嘆く親愛とパワハラの境界

公開日: 更新日:

 だが、このスタッフへの恨み節、先のお笑い芸人へのパワハラ疑惑と共通する心情が見え隠れしているという。

「これだけ面倒を見てやったのに、という気持ちです。面倒を見てやったのだから、私の言うことを聞いて当然でしょう、となり、ちょっとでも何かあると恩をあだで返すのか、となる。これらはパワハラ加害者に共通して見られる考え方なのです。今回の不満爆発を見て、上沼さんのスタッフたちはますます手に負えないと思っているのではないでしょうか」(ある放送作家)

■「東の暴君」は坂上忍

“西の女帝”上沼に対して、今や“東の暴君”とも呼ばれる坂上忍(53)も司会を務めるフジテレビ系「バイキング」スタッフらへのパワハラ疑惑が取り沙汰されている。上沼といい、坂上といい、もともとパワハラ気質なのか。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏は「周りがそういうふうに勘違いさせている部分もあるのでは」と、こう続ける。

「何度か『えみちゃんねる』に出演させていただいたことがあるのですが、スタッフさんの進行がスピーディーで滞りなく、感心したことを覚えています。上沼さんとの打ち合わせはありませんでしたけど、番組終了後の反省会に上沼さんがいらして、淡々と、的確に改善点などを指摘されていました。それを書き留め、一言も聞き漏らさないようにしていたスタッフさんたちの姿に、長寿番組の底力を見た気がしたものです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動