「いいとも」P死去 佐藤義和さんとタモリのとっておきの話
フジテレビというよりは一時期、日本のバラエティー番組のトップランナーだったテレビマンの訃報が届いた。ビートたけしや明石家さんまが活躍した「オレたちひょうきん族」時代はディレクターとして、タモリの「笑っていいとも!」ではプロデューサーとして活躍した佐藤義和さんが肺がんで亡くなった。72歳だった。
「ひょうきん」時代にはひょうきんディレクターズの一員として、シングル「ひょうきんパラダイス」をリリースし、タレントとともに出演してイジられ、タレント並みの人気者だった。
そんな佐藤さんが日刊ゲンダイのインタビューコラム「涙と笑いの私の酒人生」に登場してくれたのは6年前。タモリとのとっておきの秘話を語っていた。
佐藤さんが初代プロデューサーの横沢彪氏から番組を引き継いだのが1987年10月のこと。番組がマンネリ化し、テレフォンショッキング以外の番組コーナーや出演者を一気にリニューアルした時期のエピソードだ。