「俺の家の話」2桁発進 ロバート秋山が絶妙“バランサー”に
「期待度が高いと、視聴者の見る目は厳しくなりがちです。そこそこ批判も出るかなと思っていたんですが、高評価でホッとしました」(制作会社スタッフ)
映画やドラマ、アニメのレビューサービス「フィルマークス」の「2021年 地上波放送の冬ドラマ 期待度ランキング」によると、首位はNHK大河「青天を衝け」で、次いで22日にスタートしたTOKIO長瀬智也(42)主演の「俺の家の話」(TBS系金曜夜10時)。民放連ドラでは期待度トップだった。
初回の世帯平均視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2ケタ発進。
Yahoo!テレビの「みんなの感想」でも約7割が最高の“星5つ”の評価だ。〈制作陣、共演者の熱い意気込みが画面から伝わってきます〉〈やっぱりクドカンドラマは面白いなあと安心しました〉などなど、満足度の高さをうかがわせるコメントが目立つ。
「主演・長瀬&脚本・宮藤官九郎コンビに〈ハズレなし〉なんて評されますが、それは言いすぎでしょう。TBSの“金10枠”で2010年に放送された『うぬぼれ刑事』は全話平均が8%台と、数字的にパッとしませんでした。それにクドカンの作品は後からじわじわと口コミ人気が広がるパターンが多いのに、『俺の家の話』は1話目から好評というのも珍しい気がします」(テレビ誌ライター)