小室圭さん「説明責任を」と…宮内庁長官の苦言が尾を引く

公開日: 更新日:

 長官は天皇家の秘書なのである。

 ここで「長官と侍従長」の2人を並べているが、なぜ1人ではなかったのだろうか。

 皇室の組織には「オモテ」と「オク」という独特な区分がある。オモテとは、政府との調整、儀式関係、予算の管理、報道対応といった、いわば天皇家の事務一般であって、このトップが長官なのである。オクというのは、天皇皇后両陛下および上皇ご夫妻の私的な生活を支える部局で、おそばにいて私的な相談に応じることもある。そのトップが侍従長である。つまり、天皇家の「公」と「私」のトップということだ。

 そのオモテのトップが、婚約を認められたとはいえ、正式な婚約もしていない一民間人の小室さんについてあれこれ言うのは、やはり異例だろう。それは天皇家のオモテの見解になるからだ。

 なぜ長官は異例の発言をしたのかは不明だが、週刊新潮は「小室圭・佳代さんに美智子さまからの最後通牒」と題する記事で、「もっぱら上皇后さまの強い懸念が影響しています」と、宮内庁長官を動かしたのは上皇后さまという記事を載せた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動