これについて、皇室記者から否定する声があまりないのは、宮内庁長官を動かすとすれば天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻しかないからだろう。「秋篠宮さまが天皇陛下を超えて(長官を)動かすなんてあり得ない」し、「天皇陛下は慎重居士といわれるほど慎重な方ですからあり得ない」とある記者は言う。上皇さまも考えにくく、消去法で「上皇后さまのご意向」となったのかもしれない。
これに対して宮内庁は、「事前に上皇陛下や上皇后さまのご指示を受けたとか、お諮りをしたとか、あるいはご意向をくんだといった事実は全くありません」と反論している。どちらが本当なのだろうか。(つづく)