ジャニーズ事務所がもくろむV6解散商法 嵐は300億円の興行
こうした中、ジャニーズ事務所は早速、解散興行に向け慌ただしい動きを見せている。ジャニーズの中には「嵐バブル」の再来と声高に叫ぶ者もいるという。
■テレビ局は及び腰
昨年、開催された嵐のラストコンサートの売り上げは、皮肉にも一連のコロナ禍が追い風になったと評判になっている。
「昨年11月3日に開催したライブ『ARASHI 嵐フェス2020』は無観客でライブ配信を行った。結果、約500万人が視聴し300億円近い売り上げがあったといわれています。通常のコンサートなら2日間の興行は20億円弱。配信の方が確実にもうかるわけです」(音楽関係者)
配信の売り上げだけではない。嵐に関しては音楽ソフトの売り上げも右肩上がりを記録したのだ。
「CD『カイト』は初の130万枚超。さらに『ARASHI Anniversary Tour 5×20』はDVDとブルーレイが発売され80億円以上を売り上げた。ダウンロードなどを含めると音楽ソフト系の売り上げは150億円超えです」(音楽プロデューサー)