菜々緒が「世界の14人」に!“芸道一筋”覚悟の裏に男断ち
その後、雑誌「non-NO」や「GINGER」の専属モデルとなり、12年には「主に泣いてます」でドラマ初主演。本人は、モデルから女優に挑戦することには当初葛藤があったことをかつてのインタビューで話している。しかしやがてドラマ「ファーストクラス」(14年)などでの“悪女役”が話題となり、女優としてのポジションを不動のものに。「タレントパワーランキング」(アーキテクト)で女優の分析も手がけるアイドル・女優評論家の高倉文紀氏はこう語る。
「確かに“悪女役”の印象としては現在、一番でしょう。しかし、あれだけ背が高く、スタイルがいいと役の幅が狭まったりするものですが、彼女は幅広くいろいろな役を演じられる。モデル出身の女優は、感性で演じる方が多い傾向がありますが、彼女は台本なども相当読み込んで、丁寧に役作りをしている印象です。努力家だと思います」
■「こんなことで終わってしまう人間なのか」
一方、快進撃を続けた背景には、彼女のある“覚悟”もあったという。
「女優としてこれからという時期の14年、JOYとの交際が週刊誌で報じられた際、事務所幹部から『おまえはこんなことで終わってしまう人間なのか』『JOYなんかでつまずくなよ』と涙ながらに別れるよう説得されたそうです。菜々緒はそれで目が覚めたのか、そこからさらにストイックに仕事に邁進するようになった」(芸能関係者)