北川景子「リコカツ」堅調も…変わらぬ美貌が“足かせ”に?
芸能ライターのエリザベス松本氏が言う。
「北川さんが演じる編集者は夫婦喧嘩もする、ある意味“普通の人”ですが、北川さんは美しさが際立ちすぎて普通の人には見えない、現実的ではないように思えてしまうんです。整いすぎているせいなのか表情が乏しく見えてしまう。2016年と19年に放送された『家売るオンナ』シリーズで演じた天才的な不動産屋は“変人”だったので、それほど気にならなかったのですが」
非凡なルックスであるがゆえに、平凡な役柄が似合わないということなのか。テレビ誌ライターもこう口を揃える。
「映画にもなった『ガリレオ』シリーズで“湯川先生”を演じた福山雅治さんに通じる話ですね。湯川先生も天才物理学者という“変人”で、ほとんど表情を変えない。福山さんのイケメンぶりも映えましたが、19年放送の連ドラ『集団左遷!!』で“普通”の銀行マンを演じた時には、泣いたり笑ったりという姿に逆に違和感が残った。北川さんもそうですが、顔立ちが端正すぎると、そこばかりに目が行って、表情から喜怒哀楽が伝わりにくいのかも」
変わらぬ美貌が役柄の幅を狭めてしまうのだとしたら……ストイックな北川ゆえの悲劇か。