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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

人生丸ごとさらけ出す「全身女優」安達祐実が放つ狂気の魅力

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「『清純さ』というのは私にはないと思う」
 安達祐実日本テレビ「マツコ会議」9月4日放送)

 ◇  ◇  ◇

 マツコ・デラックスをして「浅草が生んだ奇跡」と言わしめる安達祐実(39)。「『美魔女』じゃなくて、ただの『魔女』」と表現し、「安達祐実という存在は狂気を帯びている」と、マツコならではの絶賛の仕方をする。そんな中で安達本人が自己分析をして語った言葉を今週は取り上げたい。

「そこじゃなくて、いろんなことを経験してきて、すべてを世間の皆さんが見てきて、人生全体っていうか、強く生きてる感じが共感してくれてるのかな」と続ける。

 この分析に対し、マツコは「いろんな経験をしてきても、なんでか残るこのケレンさというか、少女的なところだったりっていうのが、いい意味で気持ち悪いんだと思う。世の中の人が引っかかるっていうのは、違和感だから。なんかしらの気持ち悪さ、不快さ、違和感みたいなものに引っかかるわけだから」と、彼女がいま支持されている理由を語った。

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