若手実力派・田辺桃子は「カメレオン女優」 作品によって印象が変わる
田辺桃子(22)「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」日本テレビ系
今秋の連ドラでは、主演やヒロインだけでなく、脇役にも注目の若手女優が出演している。
「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)で、主演の杉咲花が通う盲学校の同級生・紫村空(このドラマは登場人物の名前に色が付いていて、杉咲花の役名は赤座ユキコ、生見愛瑠は橙野ハチ子)を演じているのは、現在22歳の田辺桃子。視野が欠損するタイプの弱視で、恋愛に対して積極的な行動派の役だ。
1999年8月21日生まれ、神奈川県出身の田辺桃子は、小学校3年生のときにスカウトされて芸能界入り。
「ミスセブンティーン2013」に選ばれ、19年まで「Seventeen」専属モデルとして活躍。18年、ドラマ「こんな未来は聞いてない!!」(FOD/フジテレビ系)で主演した。
彼女が演技力の高さを発揮して注目を集めたのが、今年4~6月に放送された北川景子主演ドラマ「リコカツ」(TBS系)。このドラマで田辺は、永山瑛太が演じる同僚自衛官に密かな憧れを抱く、生真面目な3等空尉・一ノ瀬純役を好演した。