立川志の輔や上沼恵美子を“ポイ捨て”…大御所&老舗番組の打ち切りはテレビマンの怠慢
ところが今のテレビ局は、高齢化が進み、会社にしがみついた団塊世代、バブル世代が居座り、若手が活躍できていない。そんな状態にバラエティーの制作サイドは気づかないで来たのです。自分たちはクリエーティブに長けた存在だと思っているけれど、一般企業の会社員の方がどれだけ危機感をもってクリエーティビティーの高い仕事をしていることか。
私は40歳過ぎたらテレビマンも腕がさびると思っていますが、バラエティー現場の年長者も自らのさびを認め、若手に席を譲るタイミングということでしょう。テレビ界が“落日”と言われて久しいですが、私は今がテレビのラストチャンス、“脱・惰性元年”だと思っています。テレビ界でもドラマの世界では若手が活躍し、ネット専門メディアに対抗できるだけの作品を生み出している。バラエティーも抜本的な改革を進めて、新たな笑いのツボをつくり上げて欲しいですね」
団塊世代、バブル世代の怠慢がテレビの没落を招いた。