元トップアイドル少年隊・錦織一清が体現する“下山”の哲学…「老害になるのが悪い」
アイドルグループ「少年隊」のリーダー、錦織一清(56)が再注目されている。錦織は少年隊デビュー35周年の2020年にジャニーズ事務所を退所、舞台演出家として活動している。元宝塚男役の七海ひろき主演「フランケンシュタインーcry for the moonー」が初日を迎えた際、「稽古中、観客のように一番笑ってくださるので心が和んだ」とし、七海はこんなアドバイスを受けたことを明かした。
「心から動くことによって、そぎ落とされていく。そぎ落としていくのが稽古。最終的にシンプルになる。それが演劇」
錦織を長く取材するジャニーズ担当記者が言う。
「ニッキはジャニーズ在籍中からジャニーズ以外で仕事を取り、演出の腕を磨いていた。制作発表の会見などで声をかけても、気さくに応じてくれつつ、『裏方だから』と逃げてしまいましたけど、率先して汗をかいていたからこそ若手にも慕われ、今のポジションを築いたのが分かります」
同時期にジャニーズを退所した少年隊メンバー植草克秀とテレビ出演した際は、こう語った。