飯テロ対決!「#居酒屋新幹線」と「孤独のグルメ」どっちが面白い?
松重豊の「孤独のグルメ」(テレビ東京系)と12月から始まった眞島秀和の「#居酒屋新幹線」(TBS系)は飯テロドラマとしてはどっちが面白いか。オミクロン株蔓延で微妙な今ならあえて移動気分が味わえる「居酒屋新幹線」だし、酒飲みには断然、後者だ。
スタートはコロナが劇的に下火になっていた12月14日。損保会社の内部監査が仕事の高宮進(眞島)が東北新幹線で日帰り出張、帰りの新幹線で駅周辺で買い込んだ酒、ツマミ類をテーブルに広げて「居酒屋新幹線、開店」として一人呟きながら堪能するというもの。
■ただものではない酒、ツマミのラインアップ
第1回は新青森編、2回仙台・伊達政宗編、3回古川編、4回宇都宮・餃子編、5回郡山編、6回仙台・デパート編と続いた。第1回の新青森編は、にしん切り込み、ミズの煮物、若生おにぎり、生姜味噌おでん、ねぶた漬を日本酒の菊乃井、じょっぱりでいただくという、ただものではないラインアップの宴が繰り広げられた。しかも、高宮はマイグラスを用意し、箸から栓抜きまで揃えた自前のセットを前の椅子のフックに掛け、「主はなし、客は俺一人」とご機嫌なのだ。