芸人のコロナ感染激増で中堅芸人にチャンス到来?「代役」需要が急拡大中
芸人が多数出演する「ラヴィット!」(TBS系)の1月20日の放送では、感染したニューヨークの嶋佐和也(35)、濃厚接触者となった相方の屋敷裕政(35)、体調不良を訴えたNON STYLEの石田明(41)、そして同じく感染した女優の横田真悠(22)が欠席。それぞれダイタクの吉本大(37)と吉本拓(37)、NON STYLEの井上裕介(41)、AKB48の本田仁美(20)が代役を務め、レギュラー5組中4組が代役という異例の事態となった。さるキー局関係者はこう話す。
「感染の連絡が入った場合、まずはマネジャーに『誰か代わりはいませんか』と聞き、同じ事務所の同クラスのタレントを提案してもらうのが基本です。しかし、スケジュール的に難しいこともあるので、やや格下のタレントになることも多い。また、手頃な人が見つからない場合、他の事務所に声をかけることもありますが、急な話なので、ギャラを上乗せしなくてはならないケースなどもあり、大変です」
一方、芸人を多数抱える芸能プロのマネジャーはこう話す。
「やはり吉本興業さんは強いので、代役も自社で賄えてしまうことがほとんどです。うちも他社のタレントの代役が回ってきたり、逆に自社のタレントが濃厚接触者になって、他社のタレントに仕事が回ってしまったことなどもあります。バラエティー番組も出る芸人が固定してしまっているので、そういう意味では、普段、単発でしか番組に呼ばれないひな壇クラスの中堅芸人にとっては、チャンスだと思います」