シルクがどん底の引きこもり生活から“よしもとの美容番長”になるまで
“よしもとの美容番長”ことシルク。デビュー当時からの付き合いで私は“シルやん”と呼んでいます。
年齢不詳で「20年間ウエストが64センチ」と言われていますが先日、本人に聞いたところ「30年変わりませんよ、こないだ測ったら細なってましてんハハハッ」と豪快に笑っていました。毎月「べっぴん塾」を開いて、女性ファンから絶大な支持を集めていましたが、コロナ禍で回数を減らしたり、オンラインに切り替えたり、思うような活動もできなくなっていますが、「頑張りますよ!」と意欲は満々でした。
元々は幼なじみのミヤコさんと「非常階段」というコンビ名で漫才やコントをやっていました。デビュー後すぐに、NHK上方漫才コンテスト最優秀賞、ABC新人コンクール漫才部・最優秀新人賞などを立て続けに受賞。2人とも大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒で、現在では当たり前になってきた“高学歴芸人”の先駆けでもありました。
そんな将来を嘱望されたコンビでしたが、小学校からずっと一緒だった相方・ミヤコさんが37歳で急死し、ひとり残されたシルやんは引きこもり生活に。