お笑いコンビ「アイデンティティ」が明かす貧乏時代とブレークネタ誕生秘話
「ドラゴンボール」などの人気声優、野沢雅子さんのマネを取り入れたネタでお馴染みのお笑いコンビ、アイデンティティ。メガネに痩せ形の見浦彰彦さんは専門学校時代から親に反対されながらもバイト生活で芸人を続け、大の「ドラゴンボール」ファンの田島直弥さんは苦節10年余りでようやく野沢雅子さんのモノマネを試してみたという。ブレークネタの誕生話も聞くと……。
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見浦(写真右) 広島から上京して、芸能バラエティ科がある東京アナウンス学院で相方と知り合いました。在学中からバイト生活でしたけど、卒業後も親から少しもらったりはしてました。とはいえ親は芸人になることには反対で「戻ってこい」「就職しろ」とはずっと言われていたんです。
田島(同左) 僕は都内に兄弟で住んでバイト生活だった頃がお金なかったですね。
見浦 2年制の専門学校では今所属している太田プロの方が当時講師として学校に来られてネタを見てくれていて。